【Escala】後藤直哉

AIテクノロジーコース(前・末)

AIシステム開発学科 前期期末発表

繋がれない3ヶ月を、3分間のトリアージへ。
Escala(エスカラ)は、不登校の家族が相談・受診の「最初の一歩」を一人で踏まなくていいようにする、受診伴走 Web アプリです。

ヒアリング結果、詳しい分析データ、デモ画面等は以下をご覧ください
https://drive.google.com/file/d/1LwaK-do1NcV9oQLbvbUSbUcLu3DHoK-X/view?usp=sharing

見やすい紹介サイト: https://escala.kd1427248.workers.dev/

診断しない。責めない。データは残さない。

アプリを開く デモ動画

開発メンバー

  • 後藤直哉(神戸電子専門学校 AIシステム開発学科)— 企画・設計・実装・運用

個人開発。当事者ネットワーク(現役のお子さん・保護者・家族)と、現役精神科医からのフィードバックを設計に反映しています。

企画概要

解決したい課題

  1. 受診・相談前に、何を伝えればいいかわからない
  2. どこに相談すればいいかわからず、一人で抱え込む
  3. 支援・医療機関にたどり着くまで時間がかかり、孤立期間が長い

全国の不登校は12年連続で増加(令和6年度 約35万人)。そのうち約38%が支援に未到達と言われます。 窓口や医療はあっても、「たどり着く前」に保護者が孤立する空白があります。

ソリューション

  1. AIチャットで傾聴し、時期・症状・困りごとを整理
  2. 医師向けサポートシート(PDF)を自動生成
  3. 相談窓口・医療機関の検索と誘導

価値提案

既存の相談・医療を置き換えません。その手前で、状況整理からサポートシート・相談先検索までを、最低限のハードルでつなぎます。

ペルソナ(アーリーアダプター)

小学高学年の子どもが3ヶ月不登校になり、受診すべきか迷い、夜スマホで情報を探す保護者。 能動的に解決策を探す層から始め、将来的には市区町村(まず神戸市想定)への導入を視野に置いています。

システム構成・技術スタック

種別受診伴走・トリアージ Web アプリ(ブラウザ利用・インストール不要)
フロントHTML / CSS / JavaScript(サーバーレンダリング+テンプレート)
バックエンドPython / Flask
AIGoogle Gemini(状況整理・フォロー文・サポートシート文面)
PDFfpdf2(受診サポートシート生成)
施設検索Google Places API(未設定時はデモデータ)
公開アプリ本体: Render / 紹介サイト: Cloudflare Workers

個人情報・相談内容はサーバーに保存しないステートレス設計。お子さんの氏名などは AI プロンプトに含めません。

機能概要

保護者ルート

  1. 状態チェック(状況の入り口)
  2. AIチャット(共感・状況整理)
  3. 結果画面(フォロー文+サポートシート)
  4. PDFダウンロード
  5. 支援機関・相談窓口の検索

子ども向け(Escala Step / プロトタイプ)

しんどさチェック、肯定メッセージ、公的相談ダイヤル案内、行動フロー(助けの道)。 診断・判定は行いません。将来は保護者向け本体と分離予定です。

デモ動画

動作デモ(YouTube・限定公開想定):
https://youtu.be/WyKRUdjCSXM

学校サイトでは iframe 埋め込みが制限される場合があるため、リンク掲載を推奨しています。ブロック挿入で埋め込み可能な場合は差し替えてください。

リリース状況

  • 動くプロトタイプ公開済み(トリアージ → PDF → 施設検索)
  • 紹介サイト公開済み
  • 神戸市向けパイロット企画書(Ver.1)作成済み
  • 予約システム連携・行政データ接続は今後(要行政協力)

フィードバックと強み

  • 現役精神科医によるプロトタイプ/企画へのフィードバック
  • 神戸市在住の保護者・当事者によるデモ利用の感想(同意のもと匿名掲載)
  • 当事者発の開発者(不登校・抑うつの経験と回復)
  • 不登校訪問支援アドバイザー課程を修了、認定資格取得予定
  • プライバシー設計(サーバー非保存)

SWOT(要約)

OpportunitiesThreats
12年連続で不登校増・COCOLOプラン/市の支援方針との一致/教育×医療連携ニーズ規制・「診断」誤解/既存窓口との競合見え/学生プロジェクトの継続性

今後の予定

  1. 企画書・プロトタイプの医療監修再確認、小規模検証、安全化
  2. 神戸市パイロット(QR・利用ガイド・匿名KPI)
  3. 窓口リスト連携・改善リリース
  4. 中長期: 予約API連携、Escala Step の分離リリース

リンク

最後に

不登校支援は、単一の窓口やツールでは完結しません。それでも「最初の一歩」が軽くなることは、家族の負担を大きく変えます。 Escala は、当事者性・専門研修・医療フィードバックを土台に、既存の相談・教育・医療ネットワークを補完し、つなぐためのデジタル伴走ツールです。

一人でも多くの子どもたちに、自分の未来を見つけてほしい——その思いで開発を続けます。

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